メディアフォース 開発者ブログ

株式会社メディアフォースの開発者による非公式ブログです。

アプレッソ Advent Calendar に寄稿しました

日頃お世話になっているアプレッソさんが主催している Advent Calendar に寄稿しました。

appresso.hatenablog.com

qiita.com

スクリプトの作り方は保守にも大きく影響します。 プログラミングと似通ってる点は多いですが、アイコンを貼り付けるだけで作れてしまうのでリファクタリングなどは後回しになりがちです。 スクリプトの作り方だけではありませんが、読みやすさ、分かりやすさは重要なファクターではあります。

お客様に引き渡した後も永く愛用していただくためには運用保守を見据えた作りが必要であると、考えております。

なお、記事中のポイントは「すべて」ではないのでその点はご了承ください。

DataSpider Servistaで軽量DBを使ってみる

一時DBがほしくなることがあるかも知れない時に役立つかもしれない軽量DBを使ってみる

必要なもの

  • H2DBの jar
  • DataSpider Servista 以上

事前準備

  1. H2DBをダウンロードする H2 Database Engine からダウンロード。
  2. インストーラを使った場合、bin あたりにある「h2-1.3.176.jar」をとる
  3. $DATASPIDER_HOME\server\plugin\data_processing\modules\jdbc_adapter に jar を入れて再起動
  4. DataSpider Studio を起動して新しいグローバルリソース作成→JDBC接続設定
  5. ドライバクラス名に org.h2.Driver
  6. URLに jdbc:h2:sample
  7. 接続テストしてみると成功するはず。 しないようなら再起動していないなど疑う。 フルパス指定しないとユーザフォルダ(C:\Users\<ユーザ名>)に sample.(mv|trace).db というファイルが出来る。 $DATASPIDER_HOME\server\tmp とかに置いて、DataSpiderServer 起動時に削除するバッチとか組んでおくと便利かも知れない。

使ってみる

  1. 更新系SQL実行処理で CREATE TABLE する。
  2. テーブル読み取りで CREATE したテーブルを入力すると見れるはず。

まとめ

一時テーブルなど、永続化したくないデータの場合にはインメモリモードにすると良いかも。 ただ、コネクションが異なるとテーブルが参照できないので生存期間には注意