IT Week 春にお邪魔してきました
先週 5/11~5/13 まで東京ビッグサイトにて IT Week 春が実施されていました。 今年も参加させていただきましたが、当事業部は特定の製品やプロダクトをフォーカスしているわけではなく、市場の動向調査という面が強いので出展企業は一通り巡っています。 IT Week は年々規模が大きくなるので、体力的にそろそろ一通りめぐるのがしんどい年齢になってしまいました。 そろそろ体力の有り余ってる若手も同行してもらい、私は最低限の分野だけを見るようにしたいと思います...。
IT Week の出展内容は毎年変わるものですが、今年は特に「クラウド」や「IoT」にフォーカスした内容が非常に多かったと思います。2015年はIoT元年とも言われていますが、インフラやサービスが整備されて導入の敷居が下がった2016年では爆発的に広まる兆しを見せています。 センサー類の小型デバイスをはじめ、EC2 などの安価な IaaS、簡単にスマホアプリが作れ運用まで行える PaaS、CRM・ERPなど業務システムのSaaSといった一連のサービスが全てクラウド上で行えるため、IoTを導入するのにこれほど適した時期はないのではないかと思います。 その分、以前よりもネットワークインフラやセキュリティが課題として浮き彫りになりそうです。
オンプレミスでの運用時はノンストップであることが前提となっていたように思いますが、IaaS などサービスを利用する場合には安価である分、サービスの利用停止時間は必ずしも発生することになります。また、WANを介する以上、専用線やLANと比べて圧倒的に損失率は高くなります。 これからは「ノンストップであること」よりも「ストップや損失を許容できる」システムや運用作りが肝要ではないのかと、そう思います。